ご存じのとおり、レーザープリンタの中に、印字する為にトナーカートリッジが入っています。使い終わるとプリンタメーカへ回収・廃棄を依頼し、また新しいカートリッジを購入します。 カートリッジは、丈夫な作りに見えますし、またメーカが設定しているカートリッジの価格は、決して安くはありません。 ものすごくもったいない気分になります。新しいトナーの粉を入れればまた使えそうな気がしてしまいます。
リサイクルトナーは、お客様がご利用になった使用済みカートリッジを回収し、分解、洗浄、劣化部品の交換、新しいトナー粉の充填、印字テストを行い、梱包後、またお客様へお届けする商品です。
単に、トナー粉を詰めるだけはなく、カートリッジをリフレッシュし、機能的に新品トナーに近い状態にします。当然、価格が新品トナーに比べお安く、品質も新品に限りなく近く安定した状態でご利用頂けます。
リサイクル工程
|
交換部材の一例
|
|
回収後、カートリッジを分解
|
↓
|
↓
|
|
廃トナーを除去
クリーニング
|
↓
|
↓
|
|
新しいトナーを充填
|
↓
|
↓
|
|
劣化部品交換
組立て
|
↓
|
↓
|
|
印字テスト
|
↓
|
↓
|
|
クッション + 2重箱で梱包
|
↓
|
↓
|
|
回収後、5〜10日で出荷
|
|
● トナー
成 分 内 訳
|
構成比
|
バインダー樹脂
|
80〜90%
|
染顔料
|
5〜15%
|
電荷制御剤
|
1〜5%
|
離型剤
|
0〜5%
|
外添剤
|
0〜5%
|
メーカ・カートリッジによりトナーの成分構成が異なります。カートリッジ特性にあった、バランスのとれたトナーを使用することが重要です。
|
● クリーニングブレード
|
微粒子トナー除去の為には、精度の高い部材が要求されます。
|
一時的にOPCドラムに移動したトナーは、用紙に転写され印字されますが、一部はOPC上に残ります。このままだと次の画像に悪影響がでます。クリーニングブレードは、この残されたトナーを完全に除去するためのものです。
|
● 帯電ローラ OPCドラムの機能(表面電位)を充分に引き出す性能が要求されます。
|
● 現像ローラ 現像ローラの内部には永久磁石が備えてあり、トナーボックスにあるトナーを引き寄せます。このローラを回転させ現像ブレードとの摩擦が発生し、スリープ官上のトナー分布が均一化します。
|
● 現像ブレード 種類は大まかに、シリコンゴム系、ウレタン系、金属があり、現像ロールとの組合せで材質が変わります。
|
|
|